関節包内矯正を受けてみた

腰痛治療は現在も続けている。
体幹操法によりかなり動作の負担は軽減されているが、まだわずかながら腰の筋肉に違和感(張りや痛み)があったため、根治を目指して久々に東京に行ってきた。


■さかいクリニック
http://www.sakai-clinic.co.jp/


行ってきたのは、さかい保健整骨院であるが、どれも東京の王子というところで営業している。一つ一つは結構規模が小さく、見たところお客さんは絶え間なく来ているようだからかなりスタッフの人は大変なのかなぁと思った。僕の場合は初診だったため問診にかなりの時間を要した。たぶん30分(!)くらいやっていた。普段どんな運動をしているか、どんな仕事か、日常生活での痛みはどうか、あとは身体を指示に従って色々動かしたり簡単な触診により関節や背骨がどのような状態なのかを診ているようだった。幸い僕は特に症状が重いというわけではないらしく、以前卓球をやったときにかなりの激痛だったのは、おそらく背骨の出っ張りに神経が当たったのではないかということだった。


治療は電気とレーザーにより患部を温めるのと、ここでしか受けられないという関節包内矯正。背骨や関節をぐりぐりやられる感じ。今回は背骨のS字カーブの矯正と、仙腸関節部分、首の関節(後頭環椎軸椎(ついじくつい)関節)の部分。触診の結果、背骨はS字になってはいるが、ちょっと立ちぎみだったらしい。


効果の程は今も経過観察中といったところだが、当日関節包内矯正を受けてから、いつもやっている体幹操法を利用した歩行に違和感を感じた。というより、一時的であるが関節リンクが緩んだようで、いつもならきちんと連動する動きがちぐはぐになっていて、なんだか気持ち悪かった。数時間もたてばきちんと元に戻ったので身体のバランスが崩れたわけではなかったらしい。帰る頃にはまた関節リンクが復活していていつもの歩行ができるようになっていた。


整骨院については大したことを書けていないのであるが、別に宣伝をしたいわけではないのでまぁよいだろう。一応、読売巨人軍高橋由伸選手もここで治療を受けたらしい。でも院長先生自身の治療はなんと6年も待ちらしい。熟練スタッフでも数ヶ月待ち、今回僕が受けた整骨院の場合でもすぐに行けるとは限らないよう。


著者もあるので腰痛に悩む方は一読をおすすめする。たぶん、色々な常識が覆されるかもしれない。しかしながら大切なのはやはり予防の手段。僕の場合は体幹操法と姿勢矯正で積極的に直しにかかっているのできっと治ると確信している。

腰痛は99%完治する―“ぎっくり”も“ヘルニア”もあきらめなくていい!

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