画像のハイエンド――SED

実は年末、気になるニュースを耳にした。
SEDの発売が延期になるというのである。
本格生産に向けて頑張って欲しいところである。


SEDとは、Surface-conduction Electron-emitter Displayの略で、
大雑把に言うなら細かいブラウン管の集合体だと思えばいい。
表面電界ディスプレイなどと呼ばれている。
今年のCEATEC JAPANでも話題になっている次世代のディスプレイである。


以下写真は適当なところの抜粋です。


一般的な薄型テレビ(液晶、プラズマ)の購入にはまったく興味がないわけだが、
SEDについては薄型よりも超高画質のリファレンス・ディスプレイとしての期待が大きい。
前々から薄型テレビ買うならSEDが出るまで待つ、と
周囲にはよくしゃべっていたが、今でもその考えは変わらない。
業務用としてSEDを利用したいという話を聞くほど、おそらく高画質なのだろう。


オーディオもそうであるが、基本的にはああいうものは性能の追求をするものである。
最近は手軽さや大容量、スタイリッシュさばかりが注目されがちであるが
(誤解ないように、僕はその追求にも多大な苦労があることを知っています)
本来は「本格」オーディオのように極限の音質を追求するものである、と思っている。
映像もハイエンドはやはり「高画質」なのだろうが、
ブラウン管画質を超えられないフォーマットで限界ぎりぎりまでがんばっている感も。
根本的にSEDによって画質向上を目指す方が現実的ではないだろうか?


まあ地上波すらろくに見もしない自分が言える立場じゃない気がするけどね。w
映画鑑賞用に欲しかったりもする。
とりあえず今回言いたかったのは、SEDが早く出てきて欲しいってこと。
電気屋でその雄姿が見られるのは、いつの日か。