チャリ帰省
今回は、明石〜岡山間を自転車で帰省してみた。
思いついたのはG/Wの2週間前くらいなのだが、そのために自転車による通勤(週2回)も始めた。
これはぜひ続けて行きたいと思う。
自転車を知らない人から、自転車で明石から岡山まで帰省するなんて信じられない、と言われたが、実際に走ってみると淡路島1週よりも短いことが分かった。意外とたいしたことはないようである。車がないと生活できないなどと叫んでいる田舎の車依存者の方は、ぜひとも走れる自転車を買っていただきたいものである。ここまでロングライドしろとは言わないが、5km程度を車で行くなんて、よほどの荷物がある場合のみである。
明石⇒岡山
2号線には「岡山 117km」と書いてあったのだが、実際は2号線をそのまま西に進むことはできない。途中から自動車・自動二輪専用道路になるからである。
というわけで、今回は国道250号を中心に走ることにした。国道250号は、ほぼ僕の実家まで伸びており、途中で2号線と合流したり分かれたりする。実際に帰ってみると、2号線で結構行けるのでトライしてみたが、やっぱり専用道路になってしまうところからなかなか西に進めなかった。無理をすればいけないこともなかったかもしれないが、ルートを考えながら走るのはなかなか辛いものがあり、思い切ってコースを250号に戻し、250号でずっと走り、JR赤穂線 西片上駅付近から2号に戻ってそのまま吉井川を南下した。
迷いながら走ったので、全走行距離:144km、平均:24.5km/h くらいだった。最後はバテた。知らない道を走るのはやはり疲れる。アップダウンは、たつの〜相生〜赤穂で、特に相生〜赤穂は3kmくらい続くなかなか厳しい上りだった。ここで相当体力を消耗した。浜風もなんとなく向かい風で、疲れた足では踏ん張ることもできなかったので、体力の消費を最小限にしながら走った。そのおかげか、着いた後も疲れが一定の箇所に集中しておらず、ほとんど痛みもなかった。全身がだるくなった感じ。
トイレはすべて公共のものや、道の駅でなんとかなったので、コンビニには一切寄らなかった。飲み物は、あらかじめ専用ボトルに一杯と500mlボトルに一杯用意しておいた。今回はこれで十分足りたが、もし足りなかった場合はコンビニで1リットルの紙パックのお茶を買って両方に移せばよい。これは大学時代に淡路島を友人と回っていたときに思いついた方法である。いちいち500mlのペットボトルを買っていたのでは埒があかない。ご飯も用意しておいたものを公園で食べた。
岡山⇒明石
前回は、次のことに気をつけながら走った。
身体の疲れを分散させるためには、全身を使って走る必要があり、また一部に疲労がたまってきたと思ったら違った体の使い方に変えてみたりと色々工夫する必要がある。特に上りを無理矢理パワーでグイグイ進んでしまうと後でその疲労を回復させるのが難しくなる。
ビンディングペダルのクリートは、以前に150km近く走ったときに足がつったので、その反省点を生かし、なぜ足がつるのかを考え、そして試走してみて、クリートの位置に問題があるのではないかという結論に至った。そのため、わずか5mmほどクリートを前に出してみた。これはなかなかよかったが、ペダル側の固定強度の不足を感じた。そのため力が逃げていたように思えた。最後は膝も痛くなったし。
速度に関しては、特に問題なかったが、最後に疲れたので平均速度が落ちた。
また、くるぶしのストラップ(ズボンすそを巻き込まないように)によるものだろう、右足だけ足首が痛かった。
というわけで、
- ペダルの金具の固定強度を上げる
- ストラップの巻き具合を工夫する
という対策をとり、帰りに臨んだ。結果は、道に迷わなかったこともあり、距離も短くできて、全走行距離:135.4km、平均速度:25.4km/hだった。うーん、行きは10kmも無駄な距離を走っていたのか・・・。しかし作戦は割と成功を収め、右足首の痛みは発生しなかったし、ビンディングの固定強度を上げておいたのでかなりペダルを回しやすかった。だが、ビンディングを解除しにくくなったため、一回コテンと立ちコケしてしまった(別にたいしたことはなかったが)。しかも足を捻るようにしてはずすため、最後にはちょっと膝が痛くなった。これは今後の課題である。まあでもクリートの位置は今のままでどうやらいいらしい。足がつる傾向はなかった。帰りは道も分かっていたので、力の入れ所と抜き所が感覚的につかめており気分的に楽だったし、実際走行も楽だった。
小豆島も行く予定であったが、休みがもう一日あったら行けた。次の楽しみとしてとっておくが、日生あたりからフェリーで行けるので輪行でも問題なさそう。あとはしまなみ海道か。けど、それよりもしばらく山に行ってないので山に行きたい。