交通のなかの一員
フツーの自転車乗りは、歩道を走ることを基本的に嫌います。
- 車道でないとスピードが出せない
- 歩行者に迷惑がかかる
- そもそも自転車は歩道を走行してはいけない(軽車両だから)
などの理由があるからです。
最後の「自転車歩道通行不可」というのは道交法で決まってて、
最近は自転車通行可、の標識のあるところが多いが、
本当は走ってはいけないのだ。
僕と関わっている人には大体言っていることだけど。
自分が歩行者のときはチリンチリン鳴らしながら
どけどけ〜といわんばかりに突進してくるママチャリに
一度は腹を立てたことがあると思います。
彼らは自転車の交通ルールなど考えたこともないのでしょう。
まぁ親が間違ったルールで乗っているんだから
子供も真似して変な運転の仕方になるのは至極当然だ。
ふむ、こんな文句を言っていてもなんだから
具体的なチャリルールを書いてみよう。とても簡単。
- 自転車は基本的に車道を走る
- ただし、車道が狭く(日本ではこのようなケースが少なくない)
自転車が危険だと判断したらやむ終えず歩道に上がる
(そんなときは大抵「自転車通行可」歩道である)
- 歩道を走るときは、歩行者の通行を妨げてはいけない。
仮に並んで歩いていて通れない場合はしばらく待つか、
声をかけてみよう。間違ってもベルを鳴らさないように
- 車道では当然左側通行を遵守する。
車両通行帯のほかに路側帯しかない場合でも
路側帯を右側通行してはならない <--- よく見かけるなぁ。
(これに関してはサイクリスト殺しといっても大げさではない)
- ただし歩道を走っている場合は右側通行してよい。
(そもそも右側通行、左側通行の区別はないはず)
もちろん歩行者に留意した運転が肝要である
- 夜間は必ず灯火する。できれば後方のライトも用意したい
- 携帯電話使用・二人乗り・子供二人乗せは禁止。
子供を乗せるときはヘルメットを着用させたい。
(転倒したときに子供がどうなるか考えてもらえるといい)
二人乗りしたければ二人でこげる自転車を買う!
傘差しはやむを得ない場合があるので全面禁止できないが、
その場合は必ず歩道を歩行者に気をつけながら徐行すること
すぐに思いつくのはこれくらいか。