ママチャリとスポーツ車

昨日書いた自転車のルールは、
基本的に「スポーツ車」と呼ばれる自転車に
適応されるべきだと思っています。
じゃあ一般的によく用いられている「ママチャリ」ではどうなのか?
と言われてしまうわけですが。
(ここではスポーツ車以外をママチャリということにします)


まず、ルールを考える前にママチャリの仕様を確認したいと思います。

  • 標準でカゴが付いている
  • 重量は15キロ程度であり、普通の人が軽々と持ち上げられない
  • スピードが出しにくい

 (変速が付いていてもせいぜい30キロ程度である)

  • ブレーキがあまり効かない


最後が重要です。太字になってるね。
そうなんだ、スピードは個人の努力によって達成できても
ブレーキの効き具合は握力ではなくてブレーキ性能で決まる。
なのでママチャリでスピードを出すことは極めて危険なわけ。
また重量があるので低速でもそこそこの運動エネルギーがある。
様々な相違点があるものの、大きな違いはそこにある。


個人的に、
スポーツ車:走るための自転車
ママチャリ:荷物を運んだり低速で移動したりする自転車
と考えているのはこの辺にわけがある。
まあカゴが付いているのもあるけどねー。


あと、ママチャリはスピードも30キロや40キロ出そうと思ったら出るけど、
おそらくそれを「維持」できる人はあんまりいないんじゃないかな。
ちなみに僕の場合、スポーツ車だと25キロ程度なら余裕で維持できます。
車道を走るときは大体30キロ維持が基本になってる。
遅い原付なら抜いていくペースだね。


これらをまとめると、
ママチャリは車道を走るのは不向きであることがわかる。
また、ブレーキが効きにくいので歩道でガンガン飛ばされても危ない。
なので・・・

  • ママチャリは歩道を「ゆっくりと」(10キロ〜15キロ程度)走るのが原則
  • 車道を走るときは頑張って飛ばしてね。でも車が急に曲がってきたりするときっと対応できないよ。ブレーキ弱いからね


参考までにいうと、僕のクロスバイクだと25キロ出ていても
5m以内に間違いなく止まれます。2m以内も不可能ではないですね。