自分と違う人

職場の人で、釣竿に100万円かける人がいる。
クルマのメンテや改造なんかでウン十万(あるいはウン百万)かける人がいる。
バイクでも同じようなことが起きそうだ。
自転車でも100万円っていうのがあるぞ。
僕みたい、いや、僕はおろか、
オーディオ機器に1000万円かける人もいる。
カメラに100万〜200万・・・


挙げていけばキリがなさそうだ。
当人は本気でやっているつもりであるし、
そうすることが当然のことと思っていたりもするだろう。
僕の場合も音楽を聴くのが好きで、
好きな曲をより楽しみたい、あるいはきちんと鑑賞したい、
そう思ったら必然的にオーディオ機器に関心が向く。


こういった趣味の領域というのは、えてして
他人から見れば狂気に思えたりするもの。
まさに悪魔のささやき??
知らなければこんな散財をしなくてすむものを・・・


でも、本当の魅力を知ってしまった人は、決して散財とは考えない。
一つでも打ち込めるものがある人は、他人の趣味についても理解できるのでは?
自分の領域を持っている人と話すのは楽しい。
自分にないものを得ることができるから。
むしろ同じ趣味を持っていない人と交流する方が、
趣味が同じの同志で集まるよりもはるかに刺激的で、意味のある時間になる。
最近は特にそう思うようになった。