オーディオ機器は感性で選ぶべきだろうか


多くの人は、「Yes」というだろう、と思う。
オーディオ技術のすべては音のためであり、どんなに技術がすぐれていても
最終的に音質に魅力がなければ選択することはないだろうから。


でも、最近よく思うのですよ。


巷のオーディオ機器って高すぎでないか???


何を今更、と言われるかもしれない。
ただ、パワーアンプが200万だの、スピーカーが500万だの
なんて高額製品が多いこと。
もちろんCP比が高いっていう製品も数多くあるけど。
僕が国産メーカーを贔屓する理由はそこにある。
海外メーカーの法外な値段を見るとやっぱり買う気が失せてくる。
どんなに音がよくてもね。


思いつく限り、良心的な価格でよい製品を作っているところを挙げてみよう。

国内:

  • アキュフェーズ(CDP、AMP、その他)
  • ラックスマン(AMP)
  • マランツ(CDP、AMP)
  • デノン(CDP、AMP)
  • ビクター(SP)
  • フェーズテック(アナログ関係、AMP)
  • CEC(CDP、AMP)

国外:

  • ディナウディオ(SP)
  • ダリ(SP)
  • デンセン(CDP、AMP)
  • モニターオーディオ(SP)
  • JBL(SP)
  • B&W(SP)
  • ATOLL(CDP、AMP)
  • QUAD(CDP、AMP)


この他にも、もちろんあるだろうけどね。


個人的な感想だけど、普通の人が「よりよい音で音楽を聴きたい!」というレベルであれば、
CDP:10万、AMP:10万、SP:30万
程度の組み合わせで十分だと思う。これ本音。
いやー、デノン DCD-1650AE、PMA-2000AE、ディナウディオ Audience52SEでも
十分いい音鳴ると思うよ。


あと、僕はやっぱり理系なので、テクニカルレポートを詳細に書いてくれるメーカーは好感度大だ。
逆に高いのに技術情報がないメーカーとか、あんまり好きではない。音が気に入れば別だけど。


よく雑誌であるのが、中身の掲載。高い機器なのに、中身スカスカ、
なんかしょぼそうに見えてしまうと、萎えてしまう。
アキュフェーズのように整然としていると逆に音を聴いていなくても欲しい! と思う。
アキュはよく聴いているので、もはや試聴しなくてもいいような気もするが、
最近発売されたC-2110は非常に気になる。
再来週に試聴会があるのでちょっくらいってきます。ついでに他のプリアンプも試聴したいな。


うーむ、ここまで書いて今回は結局何が言いたかったのかというと、
「賢い皆さんはなるべくCP比の高い製品を慎重に選んで買ってください」
「雑誌の高額製品にまどわされることなく、自分の耳で選んでください」
ということかな。まとまりがなくてすみません。
なんか急に書きたくなったのです。