Supermarket Fantasy


12/10に発売された、Mr.Childrenのアルバムです。


SUPERMARKET FANTASY [初回限定盤:CD+DVD]

SUPERMARKET FANTASY [初回限定盤:CD+DVD]

  1. 終末のコンフィデンスソング
  2. HANABI
  3. エソラ
  4. 少年
  5. 旅立ちの唄
  6. 口がすべって
  7. 水上バス
  8. 東京
  9. ロックンロール
  10. 羊、吠える
  11. 風と星とメビウスの輪(Album Ver.)
  12. GIFT
  13. 花の匂い


シングル「旅立ちの唄」「GIFT」「HANABI」を含む、通算15枚目のアルバム。
TOY'S FACTORY
http://www.toysfactory.co.jp/mrchildren/


いつも思うことですが、Mr.Childrenはいつも新しい曲がいいです。
聴いたときに「前の方が良かったな〜」という印象がほとんどない(僕だけ?)。
それは、常に動き続ける音楽性を持ち合わせているからかもしれません。
ポップスはあまり聴かないですが、それでも昔からファンであり続けているのは、「ミスチル」だけです。


とにかくこの作品は、ジャケットと同じように、カラフルでリズミカル!
とはいっても決して軽いわけでなく、音数の多さと多彩さが味わえる、内容の濃いものです。
「終末のコンフィデンスソング」と聞くと、あの「my confidence song」を思い出しますが全然違う曲でした。
「エソラ」は、このアルバムを代表するような華やかさで、勢いのあるミスチルらしい曲。これが先頭でもよかったかもしれない。
「口がすべって」は途中の流れ星が消える・・・あたりのメロディが好き。始まりと終わりの「トゥ、トゥ、トゥ」が印象的。
「東京」は、全体的になんだか歌詞がいいな。このあたりが特に。

描いた夢
それを追い続けたって 所詮
たどり着けるのはひとにぎりの人だけだと知ってる
「それならば何のために頑張ってる?」
とか言いながら分かってる
この街に大切な人がいる

「風と星とメビウスの輪」は、シングル「GIFT」にカップリングで収録されている曲のアルバムバージョン。
まあシングルでSingle Versionと書いていた時点でアルバムに入りそうな気がしていたけど。
後半の表現に注目。シングル版がしみじみと終わるのに対して、こちらはなかなか盛り上がります!
「GIFT」はシングルと同じ・・・と思いきや、最後の演奏がちょっと違います。
それはきっと「花の匂い」につなげるためでは? と感じました。
大体ミスチルのアルバムではシングル曲っぽいものが一つは収録されるのですが、これもそんな位置づけなのだろうか?
「タタタタン」というリズムが刻まれるあたりから、アルバムのラストを感じさせます。文句なしで、すばらしい曲。


という感じで曲紹介を書いてみました。
紹介されなかった曲はうまく表現できないのであえて感想を書きませんでしたが・・・
全体のつながりと勢いは、これまでのMr.Childrenのアルバムの中でもトップクラスなのではないでしょうか。
いや、あえてこれが一番だと言います。
いつも「旬」を届けてくれる彼らの今後がこれからも楽しみです。


あ、それと最後に、オーディオ的なところですが、録音も大きな不満はなく、
拙宅のステレオでも十分なスケールが出るレベルです。
ニュアンス豊かな桜井の歌声と華やかで楽しいメロディーを堪能ください。