SHM-CDサンプラー
ユニバーサル・ミュージックから、以前より
SHM(Super High Material)-CDのお試し版(1000円)が出ている。
今日買ったのはクラシック版の2枚目。
SHM-CDってのは、液晶パネルで使うポリカーボネート樹脂という材質をCDに使用しているものです。
プラスチックの透明性が向上し、マスタークォリティに近づけた高音質CDっていう触れ込みですが。
これがSHM-CDだ!クラシックで聴き比べる体験サンプラー VOL.2
- アーティスト: オムニバス(クラシック),カラヤン(ヘルベルト・フォン),クライバー(カルロス),ゲルギエフ(ワレリー),バックハウス(ヴィルヘルム),ムラヴィンスキー(エフゲニー),ハチャトゥリャン(アラム),チョン・キョンファ,ヤナーチェク弦楽四重奏団,リヒテル(スヴャトスラフ),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2008/12/03
- メディア: CD
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NeutronStarのエージングもかなり進み、ほぼ安定してきたと思う。
それにともなって、よくわからなくなってきたことがあるのです。
前者は、クロック換装によってCDの音が改善され、SACDで感じていた音質のよさがそれほど目立たなくなってきているということでしょう。
少し寂しい気もするけど、持っているソースは大半がCDなのでやっぱりメリットは大きい。
それを確かめるため、今度C-2000にディジタル入力ボード(アキュフェーズ純正)を装備する。
これによってさらにCDから魅力ある音質を引き出すことを狙うとともに、
SCD-XA777ES SACD VS SCD-XA777ES CD(transport)+DAC という対決もできる。
また、SCD-XA777ES CD VS SCD-XA777ES CD(transport)+DAC も楽しみ。
いずれにしてもNeutronStarを活かすことができる。
後者については、以前はSHM-CDがクリアかつ量感ある音でいいな、と思っていたのですが
プレーヤーの音が安定してきた現在、サンプラーで聴き比べても音がよくなった、という感じではなくなって、
音色の違いの程度にしか感じなくなってしまいました。
自分の耳が退化したか? と疑いながら聴きなおしてもやはり印象は変わらない。
むしろ通常CDの方が重心が低く安定しているように感じるほどで、
カラヤン指揮 ホルスト「木星」では、SHM-CDの音がなんとなくドンシャリ感が出てしまい、やや腰高になる。
響きもCDよりはクリアに感じるが、なんとなくわざとらしく感じてしまう部分もあった。
音の違いは分かる。でもそれがHi-Fiかというと難しく、好みの範疇に入ってしまうほどの差異くらいしか・・・
僕としては「木星」に関しては、通常CDの方がよいです。
ただまあ聴き比べするから分かるのであって、
最初から(CD版もあるものでも)SHM-CDで聴いていれば別段不満はないのかもしれない。
村治佳織さんの「プレイズ・バッハ」はCD版も買ってみようかな、ジャケットはCD版の方が好みだし(違うか)。
ちなみにSHM-CD版はこれ。
- アーティスト: 村治佳織
- 出版社/メーカー: UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)
- 発売日: 2008/10/29
- メディア: CD
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- 出版社/メーカー: UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)
- 発売日: 2008/10/29
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