白い月

皆既日食の日に合わせて発売されたシングル。

城南海の第3弾。

白い月

白い月


曲調もそれに合わせてか、「白い月」はちょっと幻想的な感じ。
反対に、カップリングの「潮風と木枯らし」はコミカルで、
城南海の新たな一面が見える。
奄美大島出身の歌手はビブラートのつけ方に特徴があるが、
城南海の場合はほぼノンビブラートで、あまり癖がない。
なのでこういう曲も歌える。
中孝介だとこうはいかない。
(中孝介が別に悪いわけではないが・・・。彼は彼で魅力があると思う。)


レコーディングもだんだんとこなれてきているよう。
ぎこちなさも少しずつとれてきた。
彼女の力強くも透き通った歌声を損なわず録れていると思う。
音場の作り方も自然なので、このままの感じで続けてほしい。


もっとインパクトのある曲を作って何かとタイアップすればきっと売れるはず。
とは言いつつも、あまりメジャーになりすぎると微妙だし、難しい。
個人的には良い曲を作り続けてくれれば、それでよいのだが。


そろそろアルバムを出してもよい頃だと思う。
ますます期待は高まる。