イクリプスTDを聴く

本日はイクリプスTD712z、TD510、
さらに新作のサブウーファーTD725swを試聴した。


イクリプス(富士通テン
http://www.fujitsu-ten.co.jp/
カーナビゲーションにも同じブランド名を付けている。
スピーカーの場合は「タイムドメイン(時間領域)理論」から
「TD」とつけているのだろう。


今日は本社のスタジオでの試聴だったので、
さすがに環境は整っていた。
個人的にはサブウーファーがとても気に入った。
あまり馬鹿でかい音は出せないけど
非常に質のいい速い低音が魅力的です。
TD712zやTD510もそういった感じで、
音の立ち上がりの鋭さはこのスピーカーでしか味わえないかも。
あんまり音量を上げると極大点で飽和気味になるのは
スピーカーの容積というよりはユニットがフルレンジであることが原因だろう。
実際、筐体は再生中もビクともしない。
サブウーファーTD725swも同様である。
2つのユニット背面を棒でつなげて鳴らしてるという
なかなか凝ったつくり。
価格が45万程度なのでもちろん手が出ないですけど・・・


先日試聴したディナウディオのAudience52SEもよかったけど、
スタンドを含めて同価格帯にあるTD510もなかなかのもの。
鳴り方はTD712zよりも柔軟で軽快であり、
質の高いアンプやプレーヤーで駆動していたTD712zよりも
リラックスして聴ける音色である。


と、いうわけでイクリプスを買うなら安い方ということになる。
ディナウディオならハイエンドまで揃っているので問題はないが・・・
うれしい悩みが続くもんだ。