東京インターナショナルオーディオショウ2006 その③

オーディオイベントは即興である!
なんかブースのコメント書かずに別のこと書いてるな。
まあいいや。


東京ショウみたいなイベントは、なんせ自社の試聴室ではないし、
しかも準備時間が十分にあるわけではないので
前日入りしてみんな懸命に合わせこんでいっているのだと思う。
努力の跡が見られるブースが散見されるのでね。


まず前提として、オーディオってのは持ってきて繋いで
いきなりいい音で鳴るはずがないのですよ。
モノによってはセッティングが非常に難しいものもあるし。
で、あるからして各社競って自分たちの音をなんとか伝えようとする。
なんせイベントがリスナーに対する大きな宣伝となるから。
やっぱりオーディオショップとは違って様々なコンポーネント
試聴できるので、好印象を与えるに越したことはない。
でもまあ、もしあんまりいい音でなくても、
そこは不慣れな部屋でやっているのだからある程度は許容するけど。


要するに、何がいいたいかというと、これは

  • ライブ、コンサート

なのではないかということですよ。ある意味ね。
実際の楽器で演奏はしないけど、
選りすぐりのオーディオ機器(彼らにとっては楽器)を用意し調整して
思い通りの音を出す(演奏する)ように持っていく作業。
まさに企業による「レコード演奏」だ。
アナログディスク、CD、SACD、関係ない。いい音に出会えればそれでいいのだ。