東京インターナショナルオーディオショウ2007 @ 東京国際フォーラム その1


昨年同様行って来ました。
宿を提供してくれた友人と、
ついでに集まってくれた後輩たちに感謝感謝。


自分の記事を読み返してみると、
2006年のものを書いてからあんまり増えていなくて驚く。
スローペース過ぎるかな。


●大場商事株式会社
http://www.ohbashoji.co.jp/


試聴システム
・dCS Scarlatti Transport
・dCS Scarlatti DAC
・dCS Scarlatti Clock
Avalon Acoustics Isis(SP)


dCSのハイエンド・プレーヤーシステム「Scarlatti」。
価格は、AvalonのIsisと同じく、恐ろしくて言えないwww
これでもかと材料・技術を集約して作り上げた製品ども。
プリアンプ・パワーアンプは忘れた。たぶんJeff Rowlandだろう。


細部まで緻密に描き上げられた音場、ストレスのない立ち上がり、
S/N感のよさ、それでいて弦やピアノも艶っぽく鳴る。
そんなことくらいしか書けないが、魅力的な部分はもっとある。
不満を感じる部分はなく、あえていうならその完璧さが唯一の欠点か。
オーディオ的な性能のよさを存分に味わえるだけでなく、
音楽が楽しく再生されるのは、やはりハイエンドならではの表現力。さすがである。




●TAOC
http://www.taoc.gr.jp/
言わずと知れたAVラック・アクセサリーメーカー。
スピーカー製作にも力を入れ、最近は自社製作ユニット搭載製品も見える。

試聴システム
Accuphase CDP/Pre-Amp/Power-Amp
・TAOC LC200M (SP)


LCは(Live&Comfortable)の略で、
ライブ感がありながら、心地よい音を目指して開発されたらしい。
価格も手が届きやすいペア32万と、まずまず。


輪郭をはっきり描き出すタイプのスピーカーで、一つ一つの音に力感がある。
一方で柔らかでフワッとした音の再生は今回の試聴では聴くことができなかった。
僕にとってはもう少し「Comfortable」な要素が欲しかったが、
能力の高さとつくりのよさが感じられる製品だと思う。