プリアンプの効果、続報


C-2000が来てからというもの、
常に音楽を鳴らしている僕であります。
この休み中は帰省する予定ですが、
なるべく鳴らしてあげようといろんなジャンルの音楽をかけています。


まだ3日目だけど、少しずつ部屋にも慣れてきて、耳にも段々なじんできた。
スピーカーの角度、位置を少しずつ動かしたり、
プリアンプの足元に大理石の板を敷いてみたり、
電源ケーブルの引き回しを変えてみたりすると、
やっぱり少しずつ音は変化する。
本当に音の品位が高くなった。ちょっと高価だったけど、思い切って買ってみてよかったと思う。
セパレートアンプの実力をまざまざと感じさせる。
僕が欲しかった音のイメージ、それに近いものが今ここにある。
売店、試聴会などで耳にして、ああ、ウチではこの音は出ないなあ、と痛感していた、あの音である。
ピアノでいえば重心の低さ、響き、タッチ、肌合い、すべてが向上していて、ジャズが今までになく軽快だ。
前のシステムではどうあがいても出ない、感触の良い音。
SPを変えたとき以上の変貌ぶりにただただ驚くばかり。


今の時点で、スピーカーにオーバークォリティの感はなく、
パワーアンプに対しても特に不足感はない。
CDプレーヤー自体にも、まだプリアンプの音質向上に慣れていないので、それほど気にはならない。
実は、スピーカーはもっともっと鳴るのではないか? とも思える。
Audience52SEは、もうすでに販売終了のSPだけど、「SE」版は、
実は同社Contourシリーズのユニットを使っているなかなかのお買い得SPである。


じわりじわりと、聴けば聴くほどわかってくる。
これが本物のクォリティというものだろうか。
試聴会であれだこれだと聴き比べしたり批評したりするのも楽しいけど、
やっぱりオーディオの愉しみって、自宅のシステムなんだなぁ。


しばらくは音楽に浸ろうと思います。
でも10月のインターナショナルオーディオショウには、やっぱり行きたい。
それまでに耳のレベルを上げておかなければ。