自宅でいい音が出せるようになってから思うこと


オーディオシステムの導入・入れ替えをやってから、
最近は週末はほとんど音楽漬けです。
自転車も乗るがメインが音楽鑑賞になっている、この頃。


さらに調子に乗ってオーディオラックまで用意し、
システムとして落ち着いたわけだが、
我が家のリスニング用チェアから写真を撮ると、こんなところ。



小型スピーカーなので量感のある低音など望むべくもないが、
全体域にわたって適度に引き締まった、ナチュラルな感触の音。
これはスピーカーのAudieceのもつ特徴だけども、
それを生かすプリアンプ・パワーアンプがあってこそだと、今だからいえる。
前のようにCDプレーヤーとパワーアンプを直結したままだと到底ありえなかった音。
中低域は自作のA級パワーアンプのおかげか、艶があって温かみがある。
プリアンプが全体のバランスを整え、精緻な音場をつくりあげる。
細かい話だけど、アナログ・デジタルの電源系を分け、電源の極性をあわせることで
色々と音が変化するので、結構驚いた。
先日は知人を招いて演奏会しました。気がつけば6時間以上も音楽を聴いていた・・・
アニメソング・ポップス・クラシック・ジャズなど入り乱れてましたが。。。


まあ今の自宅の音はそんな感じです。
もはやポップスでもクラシックでもジャズでも何でもいけそうですが、
そうなると今度は、今までのようには行きません。
どういうことかというと、買う雑誌のプライオリティは、もはやオーディオ誌ではなく
どちらかというと音楽雑誌の方かな、と思うのです。
システムは入れ替えたばっかりだし、新製品情報満載のオーディオ誌を見ても
結局は試聴会の情報集めにしかならないのだし(すぐには変えないから)。


音を知る、ということでイベントへの参加はやめないですけどね。
東京インターナショナルオーディオショウ
http://www.iasj.info/evt_body.html
10月3日〜5日です。コードの新作アンプとDACが楽しみ。
ソナスファベールのクレモナM、ディナウディオのExciteシリーズ、
ヘーゲルのセパレートアンプももし聴けたら。
僕は10月4日に参加予定。


大阪も今年は参加します。11月1日〜3日。
http://blog.luxman.co.jp/OHAS2008_AD.pdf


僕はもともと機械好き・オーディオ好きからこのオーディオの世界に飛び込んでいるので、
例えば、クラシックは比較的聴くけども、なんというか演奏家の情報、
歴史、演奏形態、楽器・・・などに対して別に知識があるわけはありません。
名盤もそれほど知りません。
今はファンの人や好きな曲がいくつかあって、色々手は出しているけど
なんだか全体が見えていないな、との感が強いのです。
というわけで今後はオーディオ機器の雑誌ではなく「レコード芸術」などの音楽雑誌をメインにしていこうかと。


オーディオが小休止かというと、それはわかりません。
まだCDプレーヤーのクロック交換、という楽しみも残っています。
部屋の特性補正のため、イコライザー導入という手もあります。
ただ、プリアンプのトーンコントロール、CDプレーヤーのデジタルフィルタ選択、
深夜リスニングではコンペンセーター(ラウドネス)など
音を変える要素は多分にあり、当分飽きそうにないです。
電源系統も意外と音が変わるし。でもあんまりピンケーブルの違いはわからなかったけど。


これからは、オーディオ機器を眺めるのではなく、
音楽を楽しんでいく、そういう方向でいきたいですね。
立派なオーディオがあっても音楽ソースがなければさみしいからね。