大阪ハイエンドオーディオショウ2008@心斎橋ハートンホテル別館


どーもです。


凝りずに大阪のイベントにも参加してきました。
そんでもってまた明日大阪に行く予定です。今度は自転車イベント・・・


最近は本当にイベントしたり仲間と飲んだりと週末が忙しい。
心身「ともに」リフレッシュとはいかないものです。


今回は会社の仕事仲間ボブ氏と回ってきました。


ステラヴォックス・ジャパン

システム:

  • SP The Pure System (Audio Machina) ¥4,200,000
  • CD EIDOS 36-2CH Reference (GOLDMUND) ¥4,600,000
  • Pre SPIRITO (VIOLA) ¥4,900,000
  • Power LEGACY×2 (VIOLA) ¥未定

凄いの一言。
オーディオマシーナのピュアシステムって、こんな変な形をしているのに、
 ↓↓
http://www.zephyrn.com/products/audio_mac/audiomachina_index.html


音はサイズと外観からはまったく想像できない。
音場が非常に広大かつ精緻であり、特にその奥行きの深さといったら、これ以上のものを聴いたことがない。
唯一比肩するとしたら、かつて聴いたあのルーメンホワイト「White Light」(製造終了)くらいか?
しかも非常にナチュラルな質感、定位の明確さに加えてffでのオーケストラのうねり、勢いみたいなものを余裕すら感じさせながら表現する。
これがまさに「スピーカーがない」感覚。
圧巻はマーラー交響曲をかけたときのあの空間感、密度感、眼前に広がるサウンドステージの広さと残響音の綺麗さ。
聴感上のS/Nが非常に高いせいだろう、そのダイナミックレンジの広さにただただ驚くばかり。
ビオラのA級パワーアンプのおかげだろうか、超解像志向というよりもその中に丸みや香り見たいなものもあって面白かった。
カーペンターズ「イエスタディ・ワンス・モア」、中島みゆきなど、ポップスも含めて結構色々なジャンルをかけてくれた。


他にイベントもなかったせいか席を立つ人がまったくといっていいほどいなかった・・・。
まあそれはこのシステムの音の良さを物語っていると思うのだが。


もうひとつのシステムは、スピーカー「G1 GIYA」である。
http://www.stellavox-japan.co.jp/news/news/

システム:

  • SP G1 GIYA (VIVID Audio) ¥6,400,000
  • CD transport EIDOS36-2CH Reference (GOLDMUND) ¥4,600,000
  • DAC Mimesis 20ME Alize6 Limited Edition (GOLDMUND) ¥5,700,000
  • Pre Mimesis 22 Signature (GOLDMUND) ¥6,900,000
  • Power Telos 2500×2 (GOLDMUND) ¥13,500,000

合計:37,100,000 (笑)


というわけで、空前絶後の超高額システムとなった。さすがにゴールドムンド。


音は、方向性としてはピュアシステムと同じだと思うのだが、如何せんボリュームがちょっと大きかったか。
スピーカーとしては鳴るのだろうけど、まだエージング不足というか、質感がイマイチで音場も広いが荒い感じ。
ちょっとブーミーになってしまっていてフォーカスも甘かった。
ビビッドオーディオ独特の非常に彫りの深い音像・音場の一端を垣間見ることができたとは思うが
値段なりの音がしてほしかったかなあ、とも思う。まあ期待が大きすぎたのと、
ピュアシステムの音が想像以上によかったことから評価水準が高くなってしまったのかな。


音があんまり期待通りでなかったのか、試聴中に立ち去る人が結構多かった。
なんかそういうので音の出来ってわかってしまう。
「おっこれスゲエな」って思ったらみんな真剣に聴くしね。


帰りに「菅野沖彦レコーディングバイブル(嶋護氏)」「秋吉敏子 渡米50周年日本公演」2つのディスクを手に入れた。
後者のほうはレコード店では買えないバージョン、マスターレコーダーから直接CD-Rに書き込んだ限定1000枚という貴重な品。
ディスクも現在入手不可能なゴールドディスクで、色々読んでみると「CD-R書き込み中はレコーダー以外のブレーカーを落としてます」など
徹底して高音質を追求する意気込みが感じられる。こんなにレコーディングに神経を使っているとも露知らずリスナーの皆さんは普通に音楽を聴いているわけだ。


そのディスクですが、これがCDの音??? って感じです。現場の空気がそのまま伝わってくるかのようなストレートな感触が最大の魅力だと思う。


他にも書きたいことはあるけどまあ今回はこの辺で。